窓埋めとは?ローソク足における「窓」の意味と活用方法をやさしく解説!

FXや株のトレーダーで、窓埋めだけを狙って勝利している人がいるのをご存じでしょうか。窓埋めという言葉は知っているが、具体的には説明できない、という方も多いと思われます。

実は、窓埋めに関して正しい知識を身につけることで、FXや株トレードで高い勝率を挙げられる可能性があります。この記事では、窓埋めに関する基本的な知識と、窓埋めの法則や窓埋めトレードについてご紹介していきます。

ぜひ、窓埋めに関する知識を得て、確率の高いトレードができるようになりましょう。

この記事を書いた人
ファイナンシャルプランナー
児玉一希
プロフィール・所持資格 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が定めている、ファイナンシャルプランナー技能士の資格を有し、当サイトの監修活動を始め、相場情報のまとめやコラムを寄稿する活動なども行なっている。

ローソク足チャートの見方・読み方を復習をしよう!

ローソク足とは、始値、終値、高値、安値をローソクのような形で表したチャートのことです。始値よりも終値の方が高い状態を陽線と呼び、始値よりも終値の方が安い状態を陰線と呼びます。

また安値と高値は上下に突き出したヒゲと呼ばれる線で表します。ローソク足は、分足(ふんあし)、日足(ひあし)、週足(しゅうあし)、月足(つきあし)、年足(ねんあし)等の種類があります。

ローソク足チャートにおける窓とは

ローソク足チャートにおけるとは、チャート上で前の値が飛んでいる場面のことを指します。例えば、前日の安値よりさらに安い値が寄り付きで始まり、終値でも安値を大きく下回る状態です。

高値の場合は、前日高値よりさらに高い値で始まり、終値も高値を大きく上回る状態の時のことを言います。

窓埋めとは

窓埋めとは、開いた窓の隙間を埋めるようにするチャート上の動きのことを言います。窓ができる原因は様々ありますので、原因と対策については後述します。

また、窓埋めの確立や、窓埋めの法則、自分が取引しない時間帯を有効活用するシステム「窓埋めのEA」について等も後述します。窓埋めは、勝率の高いトレーダーも狙う絶好のチャンスです。

ぜひ、正しい知識を身につけて、勝てるトレーダーの一歩を踏み出しましょう。

窓埋めのヒゲとは

ヒゲも窓埋めの要素に入ります。窓埋めとは、ローソク足の実体だけで行われるものではありません。仮に窓埋めが実体だけを基準に考えてしまったら、窓が埋まらないチャートが多くなり判断基準が甘くなる可能性があります。

よって、窓埋めは実体だけで判断せずヒゲも基準にして、チャートを見るようにしましょう。

窓埋めの法則とは

窓埋めの法則とは、窓が開いた後、その窓を埋める動きをすることです。上方にあいた窓のチャートを埋めた場合、その後下降トレンドになる可能性が高く、一方下方にあいた窓を埋めた場合、上昇トレンドになる可能性が高いと言われています。

埋めない窓はない、と言われている程、市場の流れが読みやすいタイミングですので、逃さないようにしましょう。また、スイングトレード(1日以上3週間未満の間に売買すること)と窓埋めの法則は相性が良いとされており、活用するトレーダーも多くいることを覚えておきましょう。

窓埋め後の動き

株・FXの窓埋め後の動きですが、基本的には一緒です。窓が埋められた後は、価格が反転することが多いのです。

上記でも書きましたが、窓が上方に開いた時、窓埋めが行われた後は下降トレンドになりやすく、下方に窓が開いた時は、窓を埋めた後に上昇トレンドになることが多いとされています。

窓開けとは

窓開けとは、ローソクがお互い重ならずに、2本のローソク足の間に空間ができる状態のことを言います。週明けに窓が出現することが多いのですが、窓開けが起こる原因としては、世界経済や政治が関係してきます。

好材料となるニュースが流れたり、悪材料となる出来事が世界で怒ったりすると、市場は大きく動きます。基本的には、誰もが予測していなかった事態が土日に起こると、大きく開いた窓ができやすいと言われています。

また、窓開けスタートという言葉がありますが、これは日本市場が終了した後に、ダウ平均が大きく動く出来事があり、前日の終値より大きく離れて上昇もしくは下降して翌日の日本市場が始まったことを指します。窓開けの原因としては、日本市場が24時間開いていないことが挙げられます。

また、株の場合は、銘柄によって窓が開きやすいものがあります。休日中に好影響・悪影響を及ぼすニュースがないか確認をしておきましょう。

窓開けの種類

窓開けには2つの種類があります。1つはギャップアップ、2つ目はギャップダウンと呼ばれるものです。

ギャップアップ

ギャップアップとは、前のローソク足の高値よりもさらに高い価格で次のローソク足が始まっていることを言います。

ギャップダウン

反対に、ギャップダウンとは前のローソク足の安値よりもさらに低い価格で次のローソク足が始まっていることを言います。

FXの月曜日の窓とは

月曜日の窓とは、金曜日に市場が閉まった時のローソク足の終値から、乖離して月曜日のローソク足が始まった状態のことを言います。

月曜日に開いた窓は数時間からその日のうちに戻る確率が70%で、1週間以内に戻る確率が95%と言われています。月曜日に窓が開く原因としては、世界の相場休日の違いや、市場が開いたと同時にポジションを持ち込むトレーダーがいること等が挙げられます。

世界相場の休日の違いですが、日本やアメリカ等の多くの国では基本的に土日は相場はお休みです。しかし、中東アジアなどでは平日休みのところもあります。

そんな国のトレーダーのポジションが大きかった場合は、月曜日に大きく値が動きます。

次に、市場が開いたと同時にポジションを持ち込むトレーダーがいるということですが、これは土日に市場に好影響・悪影響を与える出来事がおこり市場の流れが読みやすくなっているため、トレーダーが大量にポジションに入ることです。この2つの原因に対して、実行できる対策は2つあります。

1つ目は月曜日の市場が開始されてすぐにポジションはとらないこと。月曜日の開始直後は市場が荒れやすい時間帯ですので、すぐにポジションを取るというギャンブルはしないようにしましょう。

2つ目は窓埋め後の反転を狙うということです。窓埋め後は、トレンドが反転しやすいと言われていますので初心者は、必ず反転を狙うようにしまよう。

窓埋めのトレンドに乗ることも良いですが、確実なのは窓埋め後の反転であると言えます。よって、窓埋めしているチャートを観察し、反転しそうなラインに達するのを確認してから発注を行いましょう。

FX業者によって月曜日の開始時間に差が出る!

月曜日の窓でトレードを狙う時に知っておいて欲しいことは、業者によってトレードの開始時間が異なるということです。FX業者によって、朝3時から開始したり、朝7時から開始したりと、開始時刻が異なります。

開始時間が1時間違うだけで窓の開き方が異なってきますので、注意しましょう。

開いた窓は必ず閉まるの?

開いた窓は必ず閉まるものではありません。前述したように、窓が開いた時数時間から1週間以内に窓が埋まる可能性がとても高いです。しかし、1週間以内に戻らない確率が5%あります。

その原因としては、土日の間に重大なニュース(経済や政治)があり、その影響で窓が開いた場合に関しては、窓を閉めないこともあるのです。また、窓埋めせずに上昇するケースもあります。

窓開けができた価格帯は、将来的にサポート(支持帯)、またはレジスタンス(抵抗帯)になります。サポートラインを超えたら、買いの勢いが増し、そのまま上昇トレンドになることもあります。

また、反対にレジスタンスラインを超えたら、下降トレンドになることもあるため、100%窓が埋まることはないことを覚えておきましょう。

窓埋めに関連する様々なチャートを見てみよう!

窓埋め完了パターンは以下のようなチャートになります。
出典元URL:http://kabu-chart.com/mado/#i-4

こちらのチャートは窓埋めの法則の理想の形となります。大きく上にあけた窓を埋めた後、反発して上昇トレンドになっています。

次は、窓を開けてそのまま上昇パターンのチャートです。
出典元URL:http://kabu-chart.com/mado/#i-4

実は、上のチャートのような動きは株価・FXでは多くみられます。
窓を開けて上昇している時点で、買いの勢いの強さを感じることができます。

そのまま上昇していくのであれば、相場の流れ乗り、利益を狙いに行くことが望ましいです。

最後のチャートは、窓を開けたらそこが天井のパターンのものです。

出典元URL:http://kabu-chart.com/mado/#i-4

ここで注目してもらいたい窓は1番上の窓です。下の窓の方は先ほど紹介した上昇パターンの方ですが、2回目に出てきた窓は、窓を埋めた後、下降トレンドに入りました。

これは、窓がレジスタンスラインとなり、レジスタンスラインを突き抜けたため下降トレンドに入ったものです。

以上が窓埋めの主なチャートの動きとなります。

窓トレード・窓埋めトレード手法

窓トレード・窓埋めトレードの手法は簡単です。

ルールとして、
①窓の大きさでトレードの有無を決める
②利益確定と損切りの価格を必ず決める

等が挙げられます。

①は、窓が小さければ窓埋め後の様子を見てトレンドを判断してから取引した方が良い場合もありますので、窓の大きさをよくみましょう。

②に関しては、利益確定は窓の半分を埋めたら半分だけ利益確定すること、損切りはオープン後の最安値もしくは最高値に設定しておくことがポイントです。(自動で損切りできるように設定しておいた方が良いでしょう。)

窓トレード・窓埋めトレードのメリットとしては、手法が簡単でわかりやすいことが挙げられます。窓トレードは、窓が開けばエントリーを考え、エントリーした後は埋めるのを待つだけという単純な方法です。また、利益確定と損切りのポイントも判断しやすいのです。

また、大体の業者が取引を行う月曜日の午前7時にチャートを確認するだけでトレードの有無を決められることも魅力的です。窓トレードは初心者でも挑戦しやすいものなのです。

一方、デメリットとしては、窓を埋めることに長期間を要してしまう可能性があるということです。窓開けの原因にもよりますが、窓埋めに数日~数年かかってしまう場合もあります。

なので、利食いや損切りポイントをしっかりと設定し、自分の投資費用を守るようにしましょう。

窓埋めEA「窓埋めくん」

窓埋めEA「窓埋めくん」とは、月曜早朝の窓埋めfxトレードを自動でやってくれるEAです。月曜の朝から忙しい主婦や会社員に人気のEAとなっております。現在の価格は、19,800円(税抜き)です。

無料の窓埋めくんも公開されていますが、検証が不十分であるものが多いため、ここでは有料版を強くオススメします。また、価格が半分の9,800円(税抜き)の窓埋めくんProfessionalもあります。

他のEAと比べ価格が安いことや、勝率が50%以上であることが特徴的です。

窓埋めが出現した株式銘柄をチェックできるおすすめ無料サイト

過去に窓埋めが出現した株式銘柄をチェックできるサイトは以下のとおりです。

チャートナビ 
http://chartnavi.com/lesson/id/_30/brand/_1/

株価アルゴリズム 銘柄スクリーニング
http://www.rizumu.net/search/
過去の窓開け・窓埋めを実際に見てみて、どんな動きをする銘柄なのか事前にチェックすることにとても役立ちます。ぜひ、株式でトレードする際には確認しておきましょう。

まとめ

以上で、窓埋めについてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。

窓埋めとは、前の高値よりも大きく乖離したところからローソク足が始まり、窓が埋められたら反発しトレンドが逆になる可能性が高いということを覚えていてください。

窓埋めトレードは、初心者でも簡単にできる方法なので、慎重に決めたルールを守れば誰でも挑戦できます。自分でトレードすることが怖い時や、朝早いのが苦手な方は、ぜひ窓埋めくんという自動トレードをやってみてください。

トレードは勉強することも大切ですが、実際にやってみることも大切です。ここで学んだことを実践で活かせるようにしましょう。