株のアプリって実際どれがいい?初心者にも証券会社のおすすめアプリと株情報アプリまとめ

普段持ち歩いているスマートフォンで、どこでも株の取引が行える「株アプリ」。特にザラ場中は仕事をしているサラリーマンなど、兼業トレーダーの方にとっては外出先でもマーケットを見たり、注文を出したりできるので非常に便利ですが、あなたはうまく活用できていますか?

現在、アプリストアでも非常に多くの株アプリがあるため、どれを使うべきか悩んでしまうことも。しかし情報やタイミングなど、少しの差でも勝敗を分ける株式投資では、自分に合わないアプリを使ってしまえば損をしてしまうかもしれません。

そこで今回は株のアプリについて、出来ることや選び方、厳選したおすすめアプリまで、詳しく解説していきます。

この記事を読めば今までより株のアプリを使いこなせるようになり、外出先などでもトレードチャンスを生かせるようになりますよ!

この記事を書いた人
株式会社ジャパンインベストメントスクール 株式投資コンサルタント ファイナンシャルプランナー
児玉一希
プロフィール・所持資格 日本最大級の投資スクール・メールマガジン「ジャパンインベストメントスクール」に所属。毎朝10万人以上に向けて、相場情報を届ける。

株はアプリでできるの?

証券会社に電話をしたり、パソコンのモニターを見ながら行うイメージが強い株のトレードですが、現代においては手のひらに収まるスマホのアプリでも手軽にできるようになってきました。

そのような株のアプリですが、種類としては大きく「株取引アプリ」と「株情報アプリ」の2種類に分かれます。

「株取引アプリ」とは、自分の証券口座から買い注文や売り注文など、株の売買を行うことのできるアプリで、各証券会社がそれぞれ自社専用のものを提供しています。

一方「株情報アプリ」とは、マーケット情報や経済ニュースのような、株式投資で必要な情報収集を可能にするアプリで、主にIT企業や個人開発者などが提供しています。

証券会社が提供している株取引アプリ

証券会社が提供している株取引アプリにはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは、代表的なものをいくつかご紹介します。

松井証券:「株Touch」

松井証券の提供する株取引アプリです。テクニカル分析や先物・オプション取引など、さまざまな取引方法に対応しています。

楽天証券「iSPEED」

楽天証券の提供する株取引アプリです。情報収集やチャート分析に優れており、完成度の高さに定評があります。

SBI証券「HYPER 株」

SBI証券の提供する株取引アプリです。10,000以上もの銘柄を登録することができ、好みでさまざまなリストを作成できるのが便利ですよ。

マネックス証券「マネックストレーダー株式」

マネックス証券の提供する株取引アプリです。リアルタイムでの急騰銘柄検索など、デイトレに適した機能が特徴となっています。

カブドットコム証券「kabu.com」

カブドットコム証券の提供する株取引アプリです。さまざまな投資商品や注文方法が利用できる、独自の機能が魅力的です。

IT企業などが提供している株情報アプリ

先ほどの株取引アプリで株のトレードを行うためには、情報収集も欠かせませんよね。そこで、合わせてインストールしておきたい株情報アプリもいくつかご紹介します。

Yahoo!ファイナンスアプリ

投資家にはお馴染みの、ヤフーの株式情報サイトがスマホで利用できる株情報アプリ。株価検索からニュース、掲示板など必要な機能が網羅されており、非常に人気のあるアプリです。

FISCO(フィスコ)アプリ

投資情報サイト「FISCO」の提供する株情報アプリです。独自の銘柄レポートに定評があり、無料で見れるものが多いため入れておいて損は無いでしょう。

モーニングスターアプリ

同じく投資情報サイト「モーニングスター」の提供する株情報アプリ。ニュースやコラムのほか、銘柄ごとのレーティングも参考になります。また、投資信託情報も充実しているのが特徴です。

四季報アプリ

投資家のバイブル「会社四季報」のアプリ版です。無料でも利用できるうえ、会員になることで、どこでもスマホから四季報を読めるようになるのが便利です。

アプリでどんな事ができるの?

では、株のアプリではいったいどんなことができるのでしょうか?まず、株取引アプリでは株の売買に必要な機能が一通りそろっています。株の発注を出せるのはもちろん、チャートや板情報を見たり、テクニカル分析まで行うことが可能。

さらには取引以外でも、ネットバンキングから入金したり、株で稼いだ利益を出金することもできるため、わざわざ銀行まで行く必要がありません。また、株情報アプリでも充実した情報収集が可能。

経済ニュースの速報をキャッチできるほか、株式アナリストたちのコラムを読んだり、銘柄レポートを見たりすることまでできます。以上のように株のアプリだけでも非常にできることが多く、今となってはたとえパソコンを持っていなくても、スマホ一台あれば十分に株式投資はできてしまうのですね。

良いアプリの選び方

わずかな情報の差やタイミングのずれが勝敗を分ける株式投資では、優れたアプリを選んで使うことも大切です。ここでは、そんないいアプリの選び方について見ていきましょう。

アプリ選びのポイント

株アプリを選ぶ時にはいくつか大事なポイントがありますので、それらについて見ていきましょう。

スマホ画面でも使いやすいかどうか

株アプリはもちろんスマホで利用することになるのですが、そこで画面の小さいスマホでもちゃんと見やすいデザインになっているかどうかは重要です。特に、チャートや板などの細かな記号や数字が並ぶ画面を見た際に、ストレスなく情報が把握できるかを確認しておきましょう。

また、スマホでは指でのタップ操作となるため、各ボタンが適切な大きさであるか、しっかりと反応するかにもこだわりたいところですね。

必要な情報を提供してくれるかどうか

株式投資においてマーケットやニュースなどの情報を得ることは非常に大切なので、スムーズに情報収集ができる株アプリを選ぶようにしましょう。チャートや板情報は株取引アプリ、ニュースや決算発表などは株情報アプリといったように、複数のアプリを使い分けて情報収集するのも効果的です。

また、株情報アプリの中には、重要なニュースが発表された際に逃さないよう通知機能で知らせてくれるものもありますので、それらもうまく活用していきましょう。

素早く注文できるかどうか

デイトレのような短期売買では、どれだけ素早く注文が出せるかどうかが重要となりますよね。なので、どこにいてもスマホから売買のタイミングを逃さないよう、株取引アプリは注文がスムーズに出せるものをメインに使うのが良いでしょう。

事前に設定を入力しておくだけで、板画面やチャート画面からワンタッチのみで発注できるようなアプリもありますので、特にデイトレーダーにはおすすめですよ。

手数料の安いアプリ

なるべく、売買にかかる手数料が安いアプリを選ぶことも重要です。ほとんどの株取引アプリは証券会社の提供によるものであるため、手数料の安いアプリを選ぶためには、それぞれの証券会社の手数料を比較してみましょう。

以下に代表的な証券会社の手数料を比較した表を用意してみましたので、こちらも株アプリ選びの参考にしてみてください。

取引手数料
~10万円
取引手数料
~20万円
取引手数料
~50万円
取引手数料
~100万円
口座管理料
SBI証券 90円 105円 250円 487円 無料
楽天証券 90円 105円 250円 487円 無料
マネックス証券 100円 180円 450円 1,000円 無料
カブドットコム証券 90円 180円 250円 990円 無料
松井証券 無料 300円 500円 1,000円 無料
GMOクリック証券 88円 98円 241円 436円 無料

iPhoneを利用している人必見!

普段使いのスマホとして、「iPhone」シリーズを利用されている方も多いと思われます。
実はiPhoneならば、最初からインストールされているアプリの中にも便利な株アプリがあるんですよ。

それが、チャートのイラストがアイコンの「株価」アプリ。こちらのアプリでは、日経平均やダウ平均のような基本的な指標はもちろん、個別銘柄の株価まで事細かにチェックすることが可能となっています。

多くの株アプリに必要な登録や口座開設なしですぐに使えるため利便性が高く、ちょっと気になる株価を調べたい時などにはうってつけと言えるのではないでしょうか。

アプリで株をする時のメリットデメリット

ここまでご紹介してきた株のアプリですが、やはりメリットもあればデメリットも存在します。

このそれぞれを理解した上で、うまく活用できるようになりましょう。

アプリを使用すると良いところ

持ち運べるスマホで株アプリを使用すれば、いつでもどこでも株の情報をチェックしたり、売買注文を出すことができるのは大きなメリットです。

特に普段は仕事をしている兼業トレーダーの方にとって、保有している株が突然暴落するような事態になったとしても、スマホで株アプリを使用していれば出先でも対応することができるため、リスク回避にもつながることでしょう。

また、スマホの通知機能と連動することにより、約定通知やニュース速報などを見逃さず、すぐに知ることができるのも株アプリならではの利点ではないでしょうか。

アプリを使用する時の注意点

便利な株アプリですが、注意点やデメリットもいくつかあります。まずはスマホはパソコンと違って画面が小さく、操作もタップで行わなければならないところ。

これにより急いで注文したい時などにはなかなかスムーズにいかず、タイミングを逃したり誤発注をする可能性も高くなってしまいます。

そのため、デイトレやスキャルピングといったシビアなトレードをするのであれば、株アプリでは心もとなく、パソコンを使うことがおすすめ。

また、株アプリでは気軽に使えるスマホで株を行うため、その感覚でついつい気持ちの緩んだトレードをしてしまいがちになりかねないことにも注意しましょう。

徹底比較!おすすめの株アプリ3選

株アプリにはさまざまな種類がありますので、どれを選んだらよいか迷ってしまうかもしれませんね。

そこで、ここではおすすめの株アプリを3つに厳選し、ご紹介していきます。

松井証券

1つ目のおすすめ株アプリが、松井証券の提供する「株Touch」です。「株Touch」の特徴としては、チャートのテクニカル分析機能に優れていることがあるでしょう。

スマホアプリにもかかわらず、さまざまな時間足を切り替えられることはもちろん、移動平均線からボリンジャーバンド、一目均衡表やMACDなど、10種以上ものテクニカル指標を使い分けることまで可能となっています。

現物取引、信用取引はもちろんのこと、先物やオプション、NISAといった幅広い取引方法に対応しているのもポイントですね。

マーケット情報 国内7種・海外13種・為替10種
チャート種類 12種
特殊注文 逆指値・追跡指値
登録可能銘柄数 400銘柄
ネット入出金
パソコンとの同期 ×
その他 お気に入りメニュー機能

楽天証券

2つ目のおすすめ株アプリが、楽天証券の提供する「i-Speed」です。特に情報収集面においては他のアプリと一線を画すほどに充実しており、マーケット情報や株価指標をくまなくチェックできるほか、口座開設をしていれば日本経済新聞や会社四季報まで無料で閲覧できてしまうのです。

さらに株アプリの中でも珍しく、約定の履歴である「歩み値」が見られるのも特徴で、スマホだけでもハイレベルなトレードを実現することが可能。

そのため楽天証券ユーザーはもちろん、そうでない方でも株情報アプリとしてはおすすめできるアプリです。

マーケット情報 国内11種・海外22種・為替24種
チャート種類 15種
特殊注文 逆指値・ 逆指値付き通常
登録可能銘柄数 1000銘柄
ネット入出金
パソコンとの同期
その他 歩み値、日経新聞・会社四季報の閲覧可

岡三オンライン証券

3つ目のおすすめ株アプリが岡三オンライン証券の提供する「岡三ネットトレーダーWEB2」です。「岡三ネットトレーダーWEB2」は操作性に優れており、スマホの株式投資にあまりストレスを感じさせないようになっている点がメリット。

銘柄のタップのみでチャートやニュースといった情報を表示できるなど、行いたい操作を素早く受け付けてくれます。また情報面では「ランキング」が充実しており、その数なんと89種。

国際ニュース通信社である「ロイター」とも連携しており、海外のニュースに強いのもポイントです。

マーケット情報 国内15種・海外5種・為替4種
チャート種類 21種
特殊注文 逆指値
登録可能銘柄数 1000銘柄
ネット入出金
パソコンとの同期
その他 89種ものランキング機能

まとめ

今回は、株のアプリについて解説してまいりました。

どこでも持ち運べるスマホで使える株アプリは性能が進化を遂げており、今やスマホ一台だけあれば十分にトレードが可能となっているのですね。

しかし、便利な一方でスマホアプリならではの注意しておくべき点もありますので、本記事内で述べた内容も参考にうまく使いこなしてください。それぞれのアプリに一長一短がありますので、複数のアプリをインストールして使い分けるのもおすすめですよ。