投資の種類はなにがある?初心者におすすめの投資の種類と注意点

老後に備えて資産を増やしたい、近い将来のためにお金を残したいなどと投資を始めたいと考えている方が知っておかなければいけないのは、投資にはいろいろな種類があり、それぞれ特性が異なる点です。

ある程度予備知識がなければ難しいものや、運用のプロにお任せするだけで良いものなどさまざまなので、自分の投資スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。

そこでこの記事では、投資の種類や特徴を初心者におすすめできるものからピックアップしていくつか紹介します。

あなたに最適な投資の種類を効率よく見つけるヒントになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人
株式会社ジャパンインベストメントスクール 株式投資コンサルタント ファイナンシャルプランナー
児玉一希
プロフィール・所持資格 日本最大級の投資スクール・メールマガジン「ジャパンインベストメントスクール」に所属。毎朝10万人以上に向けて、相場情報を届ける。

初心者でも自分で運用できる投資の種類

投資初心者なのであまり詳しい知識を持っていないという方にもおすすめの自分で運用できる投資の種類をいくつかご紹介します。

それぞれの特性をよく理解したうえで、あなたに合った投資スタイルを見つけてください。

身近な企業に投資できる株式投資

株式投資とは、企業が発行している株式に投資するもので、「この企業を応援したい」「この企業はこれからも伸びる可能性がある」などと目星をつけた企業の株式を購入できるのが特徴です。

自分で投資をしたいと感じた企業の株を手軽に購入できるのがメリットで、購入時の価格よりも値上がりしたタイミングを見計らって売却して利益を得られるので、基本的な流れとしてはあまり難しくないと考えられます。

ただし、売買のタイミングを見極めるのが難しい面もあり、所有している株式が暴落すると売り注文が殺到して思うように売れない可能性もある点に注意しましょう。

インターネットで利用できる仮想通貨

仮想通貨はインターネットを介してやり取りできる暗号通貨のことで、ビットコイン(Bitcoin)などさまざまな種類が存在しています。

法定通貨とは異なり、24時間365日いつでも国外へ送金できるのが特徴で、送金手数料も非常に格安でスピーディーな取引ができ、実店舗だけでなく金融業界やゲーム業界などいろんな分野で活用されています。

短期間で相場価格が変動しやすい特性があるため、安い価格で購入して上がったタイミングで売却するスタイルで少ない資金を短期間で増やしたいと考えている方におすすめです。

いろんな種類の仮想通貨が存在しているため、どの通貨に投資するのか、価格変動が激しいため売買のタイミングを見極めるかも重要なポイントになります。

安定して資金が増やせる個人向け国債

大きな利益は見込めませんが、リスクが少なくて安定した利益を見込める方法としておすすめなのが個人向け国債です。

国債(国が発行する債券)を購入して3年・5年・10年などの一定期間所有していると、所定の金利が上乗せされて元金を受け取れるので元本割れのリスクがない投資方法です。

1万円から購入できて銀行に貯金をするよりは利率が良いので、少ない資金でもコツコツお金を残しておきたいと考えている方におすすめです。

企業にお金を貸す個人向け社債

個人向け社債とは、国債と同じように企業が発行する社債を購入・一定期間所有して上乗せされた金利と元金を受け取る投資方法です。

企業によって保有期間や価格が異なる点と、業績によっては国債よりも多くの利益を得られる可能性を秘めているのが特徴です。

ただし、社債は国債と違って倒産リスクがあるため、どの企業の社債を購入するのかよく検討する必要があります。

毎月一定額の拠出を行うiDeCo(個人型確定拠出型年金)

老後の資金を準備したい方におすすめなのがiDeCo(個人型確定拠出型年金)で、自分で運用商品を選択して毎月一定額の拠出を行い、60歳以降になったら年金または一時金として受け取れる方法です。

税制控除や破綻リスクがない点がメリットですが、60歳以前に解約ができないことや、運用商品の選び方によってはリスクがある点に注意しましょう。

通貨の売買によって利益を得るFX

国内外の法定通貨を売買して利益を得る投資方法をFX(外国為替証拠金取引)といいます。

FXの特徴は手持ちの資金よりも多く取引できる「レバレッジ」をかけられるのが特徴で、少ない資金でも取引によって大きな利益を得られる可能性があります。

ただし、レバレッジが多くなるほど損失が大きくなる可能性があり、法定通貨とはいえ世界情勢によっては暴落のリスクがある点を忘れてはいけません。

プロに運用を任せた方が良い投資の種類

自分で投資をするよりも運用のプロに任せたいと考えている方におすすめの投資の種類を紹介します。

プロに運用をお任せしても確実に利益を得られるとは言い切れませんが、専門的な知識や経験を生かして運用してくれる点は注目したいポイントです。

保険会社に資金を任せて運用する貯蓄型の保険

お金に関する専門的な知識を持っている保険会社に運用をお任せしたい場合には、貯蓄型保険の加入を検討してみましょう。

大きく分けると、円建て・外貨建て・変額の3種類があり、それぞれ異なる金利が設定されています。

できるだけ金利が高い保険を選ぶのがおすすめですが、保険会社によって特性がある商品を用意しているのでしっかり比較することをおすすめします。

運用会社に任せる投資信託

投資信託とは、投資の専門家である運用会社に投資をお任せする方法です。

投資金額は運用会社によって異なりますが、1円からでも投資できるため少ない資金で投資を始めてみたいと考えている方にも最適です。

ただし、投資信託の種類は何千種類も存在しており、自分に合った投資商品を選ぶが非常に難しい面もあります。

賃料収入を得る不動産投資

不動産を購入して第三者に貸し、将来的にも安定した家賃収入を得る投資方法が不動産投資です。

老後に不労所得を得る目的や、年金対策や相続などの面で節税対策としても人気が高い投資方法ですが、自分だけで管理しきれなくなって管理会社に頼らなければいけない場合も想定されます。

また、不動産をローンで購入した場合には、金利が上がって返済額も高くなる可能性がある点も忘れてはいけません。

個人投資家向けのヘッジファンド

限られた少数の投資家を対象にして資金を募り(私募)、資産運用のプロがさまざまな金融商品の投資を代行するサービスがヘッジファンドです。

投資信託と似たシステムですが、ヘッジファンドは運用中の管理手数料に加えて成功報酬が発生するため、投資信託よりもうまく利益を発生させるように運用してくれる可能性が高いと考えられます。

ただし、ある程度まとまった資金がなければ利用できない場合があります。

投資の種類を選ぶ時のポイント

投資を成功させるためには、いろんな投資の種類から何が自分に合っているのかしっかり見極めなければいけません。

以下のチェック項目を確認し、あなたに最適な投資の種類をピックアップしてみましょう。

金利の高いものを選ぶ

投資商品の中でも金利が高いものを選ぶと、保有しているだけでもお金が増えていきます

たとえば、金(ゴールド)は保有しているだけでは金利が増えず、価値が変動したタイミングをうまく見極めなければ利益を得られません。

国債などのように保有しているだけで金利がつく投資商品なら、価値が変動したタイミングで得る利益の他に、金利分の利益も見込めるので、できるだけ金利が高い投資商品を優先的に選ぶのもおすすめです。

投資金額の大きさに合った投資商品を選ぶ

投資商品の選び方は、どのくらいの資金を投資できるのかによっても変わります。

全財産を使って投資して一攫千金を狙っても必ず成功するとは限りませんので、財産を失うほどハイリスク・ハイリターンな金融商品に投資するのは避けましょう。

身の丈に合った投資を行うべきなので、もし投資金額が少ないなら少額から始められる金融商品を選択することをおすすめします。

リスクやリターンのバランスで選ぶ

投資とは、得る利益が多くなるほどリスクも大きくなるものです。例えば、個人向け国債は元本割れの心配がないためローリスクですが、金利は決して高くないので、大きなリターンは期待できません。

投資信託は運用商品によってはリスクが高く元本保証もありませんが、うまくいけば大きなリターンが期待できる場合もあります。

それぞれの投資商品にどのようなリスクがあり、リターンとのバランスはとれているのかをよく考えながら選択することが大切です。

初心者が投資を始める時の流れ

投資を行う際には具体的にどのような流れで行うべきなのか確認しておくことも大切です。

初心者が投資を開始する際の大まかな流れを紹介します。

投資にどれくらいの資金が回せるのか把握する

投資に回す資金はある程度余裕のあるお金でなければいけないので、まずは家計の収支バランスをしっかり把握しておきましょう。

収入から投資に回せる金額だけでなく、貯蓄からどのくらい投資に回せるのかも確認が必要です。

今後の家計に支障を与えない資金を算出し、投資金額を明確に決めておきましょう。

投資の目的を明確にする

投資を始めるきっかけは人それぞれ異なりますが、なぜ投資を行うのか目的を明確に決めておくことも大切です。

「2年後に結婚するために100万円貯めたい」「5年後にマイホームを建てたいので頭金として500万円貯めたい」など、投資で目指すべきゴールをしっかり設定しておくと、投資期間と金額が明確になります

投資の期間に合った商品を選ぶ

投資の目的を明確にして投資期間と目標額がしっかり決まれば、あとは目標を達成するためにどんな投資商品を選べば良いのかが見えてきます。

短期間で大きなリターンを期待したいのであれば仮想通貨やFXなど、少額でも確実にお金が貯めたいなら個人向け国債やiDeCo、将来的な不労所得を期待するなら不動産投資など、目標によって最適な投資商品が異なりますので、目標に見合った商品を選択して運用することが大切です。

初心者が投資を始める時の注意点

投資で成功を収めるためには、いくつか注意しなければならないポイントがあります。

できるだけリスクを回避するためにも、以下の注意点をしっかり抑えておきましょう。

資産運用は余剰資金で行う

投資は100%利益を得られるものではなく、損失が出るリスクがあるものだと理解しなければいけません。

損失が出ると支障が出るような金額を投資するべきではないので、必ず余剰資金で行う必要があります。

安易な投資はしない

できるだけリスクが少ない投資商品で利益を得ようとする考えは間違いではありませんが、あまりよく考えずに投資すると適当な取引になる可能性があるので注意しましょう。

「このくらいの失敗なら、まぁいいか!」と小さな失敗を積み重ねると、大きな損失に繋がりかねません

どんなにリスクが少ない投資商品だったとしても、ハイリスクの投資商品と同じように慎重に取引を行いましょう。

手数料の割合の高さに気を付ける

投資商品によっては取引手数料が発生する場合があるため、頻繁に取引を繰り返す場合には注意が必要です。

特に少額取引は1回の取引ごとにかかる手数料の割合が多くなるため、頻繁に取引を行うほど無駄に手数料を支払うことになります。手数料だけで赤字にならないように気をつけましょう。

投資の種類を理解して自分に合った方法を見極めよう

投資の種類によってリスクやリターンのバランスが異なるため、自分に合った投資の種類は何かしっかり見極める必要があります。

仕組みをよく理解しないまま投資を行うと失敗するリスクもあるので、まずは大まかにあなたの目的に合った投資の種類は何かをピックアップしてみましょう。

具体的に投資の目的が決まると、目標達成するためにどんな投資の種類が最適なのかがわかってくるので、ゴールに向かって確実に成功できる方法を選んでチャレンジしてください。