株価の見方ってどうすれば?1株の見方とおすすめの分析無料チャートアプリを解説!

いざ株式に株式投資をしたいと思っても、投資するからには儲けたいと思うのではないでしょうか?株式投資で儲けるためには、まずはきちんと株価が高いか安いかを判断できなければなりません。

割高の株を購入してしまえば、損をする可能性が高くなりますし、割安の株を購入できれば、利益をあげられる可能性が高くなります。この記事では、そんな株式投資の際に重要となる株価の基本的な見方についてわかりやすく解説していきます。

この記事を書いた人
株式会社ジャパンインベストメントスクール 株式投資コンサルタント ファイナンシャルプランナー
児玉一希
プロフィール・所持資格 日本最大級の投資スクール・メールマガジン「ジャパンインベストメントスクール」に所属。毎朝10万人以上に向けて、相場情報を届ける。

株価の見方がわからない!株価とは

株価(share prices(英国)・stock prices(米国))とは、会社が発行している1株あたりの株の価格を意味するものです。株式市場において、実際に約定があった価格です。実際に約定に至らなかった値段のことは、株価とは区別して「気配値(けはいね)」と呼ばれます。

株価は会社によって全く異なります。株式の価格には、会社によって1株100円のものから1株100万円を超えるようなものまで様々です。

株価は、株式市場において売り手と買い手が合意した価格です。そのため、株価は、株式を発行している企業の現在から将来にわたる投資家の見通しを反映しています。日本を代表する225銘柄の上場株式の平均株価である「日経平均株価」は日本の代表的な株価指標として広く知られています。

ここで言われている平均株価は、日本を代表する会社の現在から将来にわたる投資家の見通しを反映したものです。ただし、日経平均株価は当然ながら日本の景気を完全に反映しているわけではないことに注意が必要です。

株式投資初心者必見!株価の見方その①「株価の高低と株式時価総額の大小」の違いとは

株価の高い、低いとはどういうことを意味するのでしょうか?まず、ある企業の株価を過去と比べる場合のことを言います。例えば「良品計画の株価は3年前に比べて今は3倍になった=高くなった」ということです。同じ企業の現在の株価と過去の株価を比較して、株価の工程を判断します。

また、2つの企業の株価を比較する場合にも株価の高い、低いという表現が使われます。たとえば、現在の良品計画の株価が25,000円で、ニトリの株価が10,000円の場合、「良品計画はニトリより株価が高い」ということができます。

ただし、だからと言って、良品計画の方が、ニトリよりも良い会社ということを意味するわけではありません。株価はある株式に対する買い手と売り手の需要と供給によって成り立っているものです。そのため、株価が高いからと言ってその企業が良い会社なのかどうかを判断することはできません。

株式の価格は、その時の買い手と売り手の需給によって決まります。その需給によって決まった価格が現在の価格として時価と呼ばれます。時価は一株当たりの現在の価格を意味するものです。

会社は何百、何千株という株式を発行していますので、その時の時価に発行済み株式数を掛けたものは時価総額と呼ばれます。端的に、時価総額は、株価×発行済株式数を意味し、その会社の株式を全部現在の価格(時価)で購入するためにどれくらいお金がかかるかを示しています。

株式投資初心者必見!株価の見方その②「株価の高低と株価の割高・割安」の違いとは

その会社の株価が高いか安いかを単純に決めることはできません。異なる会社の株価を単純に比べるだけでは、株価が高いか安いかを判断するには不十分だと言われています。

株式投資を行う場合に株価の高い、低いかを判断する上で考えなければならないのは、どの会社が投資に値する価値があるかを判断するということです。その会社が投資に値する価値があるかどうかは、現在の株価だけをみても判断することはできません。

その会社の株価が過去どのように変動し、将来どのように変動しそうかを予測する必要があります。その際、企業の株価の割高・割安を判断するために役立つ方法が2つあります。その分析とは、チャート分析とファンダメンタル分析です。

⑴チャート分析=過去の株価推移から考える方法

チャート分析とは、株価などの将来の値動きを出来高などの過去の動きから予測する方法を言います。過去の株価の動きから将来の株価の変動を予測する方法です。価格の需給の動きについて時系列のグラフで示したものはチャートと呼ばれます。

このチャートを分析することによって、将来の株価を予測します。チャート分析の分析手法は数多く存在しているので、株式投資を行う場合に、様々なチャート分析について知っておいた方が有利に投資を行うことができます。チャート分析は、テクニカル分析と呼ばれることもあります。

⑵ファンダメンタル分析=企業の財務指標と結び付けて考える方法

ファンダメンタル分析とは、現在の株価とその会社の株式指標を結びつける考え方のことを言います。企業の業績を示す財務諸表や経営の健全性、競争の優位性、産業状況などから判断します。

ファンダメンタル分析の考え方には、会社利益の水準から等級を割り出す考え方と、会社の純資産に関連付ける考え方2つの考え方があります。たとえば、「株価収益率」は、株価を1株当たり純利益で割ることによって算出でき、株価を1株当たり純資産で割ることで「株価純資産倍率」を算出することができます。このような株式指標と現在の株価の結びつきを考えることが、ファンダメンタル分析です。

チャート分析は過去のチャートの動きから将来の株価を予測しますが、ファンダメンタル分析では、様々な株価指標から将来の株価を予測するという違いがあります。どちらも一長一短の方法であるため、どちらの方が優れた方法であるかを決めることはできません。

しかし、株式投資をするのであれば、両方の方法についてきちんと基礎的な部分については身につけておくことが大切です。

株式投資をする場合、多くの銘柄の中から「割安」な銘柄を探していくことが必要となります。この銘柄選択の過程で、銘柄間の「割高」「割安」を示す指標を理解することは大変重要なことです。

株の見方「株価チャート」で株を買うベストなタイミングを知ろう!

いざ株式投資をはじめてみようと思っても、会社の業績が良いとか、将来性があるとか、株価収益率(Price Earnings Ratio: PER)をチェックすることで、投資する株式の候補を絞ったとしても、いざ買うとなると具体的にどのタイミングで買ったらいいのかわからない、という人は非常に多いです。

いつ購入すればいいのかわからないという状況になった時に利用したいのが「株価チャート」です。株価チャートとは、株価の動きを見るためのグラフを意味します。

株価チャートは、大きく分けると、「ローソク足」「出来高棒グラフ」「移動平均線」という3つによって構成されています。株式投資で投資のタイミング知るためには、この3つについてきちんと理解しておかなければなりません。そのため、以下では、この3つについてわかりやすく解説していきましょう。

(1)ローソク足

ローソク足とは、株価をはじめとする相場の値動きを時系列にそって図表として表したものです。ローソク足は、単位期間中の初めに付いた値段を始値(はじめね)、単位期間中の終わりに付いた値段を終値(おわりね)、最も高い値段を高値(たかね)、最も安い値段を安値(やすね)として、この4種類の値段をローソクと呼ばれる一本の棒状の図形に作図し、時系列に沿って並べて表示します。

ローソクには、始値よりも終値が高い陽線(ようせん)と、始値よりも終値が安い陰線(いんせん)の2種類があります。一般に、陽線は明るい色で表示され、陰線は暗い色で表示されます。これはもともと陰陽道の考えからきていると言われています。

始値と終値はローソク足の実体で表示し、期間中の安値と高値はそこから伸びるヒゲで表現します。

(2)出来高棒グラフ

出来高棒グラフとは、株価チャートの株にある棒グラフのことです。出来高という名前がついている通り、株がどれくらい売買されているかという取引量を示しています。一般に、出来高が増えるとその後株価が上がる傾向にあるため、出来高棒グラフは「株価の先行指標」としても利用されています。

つまり、出来高棒グラフは、市場の活性度を測るバロメーターです。市場の活性度が高いということは市場において活発に株が取引されていることを意味します。

(3)移動平均線

移動平均線とは、ある一定期間の価格(株価)から平均値を計算し、折れ線グラフで示したものです。移動平均線は、最も代表的なテクニカルチャートの1つで、価格の傾向や流れなど、相場の方向性を示す重要な指標として広く認識されています。

現在の株価を示すチャートと、ローソク足と組み合わせて、売買のタイミングをはかるために利用されます。

株の見方「上昇トレンド」の時に株は買おう!

株式投資を行う場合、上昇トレンドを見極めることが重要です。株は、上昇トレンドのときに買うのが基本戦略となります。株の値動きが上昇基調にあるときに株を購入することができれば、安いときに購入して高いときに株を売ることができます。株価の上昇傾向が終わり、下降トレンドに転換したときに売却することが理想的な株の売却タイミングとなります。

現在が上昇トレンドかどうかを確認する方法は、ローソク足が右肩上がりに上昇しているか、移動平均線も上昇しているか、などの情報から判断することができます。

ただし、ローソク足が右肩上がりに上昇していたり、移動平均線が上昇しているからと言って、必ず上昇トレンドになっているとは限りません。これが株式投資の難しさです。

しかし、下降トレンド中の株には手を出してはいけません。なぜなら、下降トレンドに入っている株は、どんどん株価が下がっていってしまうからです。

上昇トレンドの「押し目買い」を狙おう!

株価が上昇トレンドに入っているかどうかの目安として「押し目」があります。押し目とは、上昇トレンド中で一時的に株価が下落したところをいいます。上昇トレンド中でも、株価は上がったり下がったりしながら上昇していくものです。そのため、一時的に下がった押し目のところで株を購入することができれば、株を割安で買えることになるのです。

具体的には、株価チャートを見て、上向いている移動平均線に目をつけて、株価がその線の付近に落ちてきたところで買うようにすることが大切です。

株の見方・おすすめ株価チャート

株価チャートを確認するための分析ソフトについては、各証券会社が無料で提供しています。証券会社では無料でソフトやアプリを提供していますが、より機能が充実した有料版もサードパーティから販売されています。

分析ソフトは無料で各証券会社から提供されていますが、分析ソフトにはそれぞれの各証券会社によって違いがあります。投資に必要となる基本的な指標については変わりはありませんが、使いやすくカスタマイズできるものや情報が見やすいものなど、様々です。

株式投資をはじめる場合には、分析ソフトをみるのが簡単です。そのため、株式投資をはじめる場合には、株価チャートを簡単に把握することができる各証券会社が提供している分析ソフトをインストールしておくことが大切です。

たとえば、松井証券の分析ソフトは、28種類ものテクニカル指標を表示することが可能で、設定の自由度も高いことが特徴です。カブドットコム証券の分析ソフトは、小別銘柄と各指標との比較が可能となっています。

SBI証券の分析ソフトでは、株価だけではなく、長期国際先物や海外株式、海外指標などについても確認することができます。自分に合った分析ソフトを活用するようにしましょう。

株価の見方・新聞の株価欄を活用しよう!

上記に説明したデータは、株式投資をするときの基本的なものです。そのデータに基づいて、株価が割安であるか、それとも割高であるかを判断し、株式投資のタイミングをはかります。

株式投資のタイミングをはかるときには、株の始値・高値・安値・終値、前日比、売買高といった代表的な指標から、その日1日の株価の値動きのポイントを判断します。

また、分析ソフトには代表的な株価指標を表示することができますが、新聞の株価欄にも様々な銘柄の株価や将来の見通しが記載されています。それらをみれば、人気があり買われている名柄や業種、人気がなくなってきている名柄や業種がわかるようになります。

新聞の株価欄を活用して、新しい高値・新しい安値をつけている銘柄に着目する手法は、プロやベテランも活用している投資テクニックの一つです。新高(安)値は、年初来一番高い(安い)株価のことを意味します(3月までは前年からの最高値、最安値)。

たとえば、日本経済新聞などでは、新高値・新安値銘柄が黒ベタ白抜き(白い字)で示されています。投資のタイミングを判断しやすくするために、高値の欄にどのようなことがあったときに新高値がつき、安値の欄にどんなことがあったときに新安値がついたことを瞬時に判断できます。

株式市場の物色動向を知る一番身近な手がかりとして重宝するため、新聞を購読されている方は新聞を有効活用することもおすすめです。

新聞の株価の見方

ここからは新聞に掲載されている株価の具体的な味方について解説していきます。ここでは日本の代表的な経済新聞である日本経済新聞を例として説明していきましょう。

日本経済新聞では、東証第一部、第二部、マザーズ、ジャスダックなどの各市場について、上場されている銘柄(企業)を業種に分けて証券コード順に株価情報を提供しています。日本経済新聞には、以下のような情報が網羅的に提供されているので、株式投資をする際には非常に重宝する情報媒体であると言えます。

●日々の株価情報

– 株価情報については火曜から土曜まで掲載されています。

– 株価情報の基本構成は、銘柄・始値・高値・安値・終値・前日比・売買高(マザーズ、ジャスダックは始値を省略)など、株式投資をするにあたって基本的な情報が網羅されています。

●クローズアップ日経平均株価

–クローズアップ日経平均株価の欄には、日経平均採用の225銘柄のみを対象として、銘柄・前日比・PER・PBR・配当利回り・時価総額などについて、火曜から土曜までの日経平均株価が掲載されています。

●週間高低

– 日本経済新聞は毎週土曜に株価の週間高低について掲載しています。週間高低の基本構成は、月曜から金曜までの週間の株価について、銘柄・始値・高値・安値・終値・年初来高値・年初来安値・予想PER・利回り・売買高が示されているので、日々の株価情報欄を使って株式投資をする方には必見となっています。

日経新聞には、銘柄名が業種ごとに証券コード(各企業ごとに割り振られた4ケタの番号です)に基づいて並べられています。銘柄などの名称には略語が使われているので、きちんと略語が何を意味しているのかを理解しておくことが大切です。

たとえば、HDはホールディングスの略となっています。業種についても、紙=製紙、洋=東洋、東=東京、日=日本、建=建設などと省略されています。

その日最初にいくらで株価の値がついたかを示す始値、その日一番高くついた株価を示す高値、 その日一番安くついた株価を示す安値、その日最後についた株価を示す終値、当日の終値が前日の終値から何円増減したのか示す前日比などが代表的な指標です。

日経新聞に記載されている△や▲といった記号は、前者は上昇、後者は下落を示す記号です。「0」がついている場合には、株価が変動することなく終えたことを表しており、「-」がついている場合には、売買が成立しなかったことを示します。売買高については、1,000株単位で表記されていますが、売買単位が1株・10株・50株の銘柄の場合には、1株単位で表記されています。

日経新聞の株価は就活にも役立つの?

株式投資をする際には、新聞などの情報はあまりみないという人もいます。しかし、投資をするのではれば、日経新聞などの情報もきちんと把握しておくことが大切です。

新聞には、最近の重要なトピック、国際情勢など様々な情報が掲載されています。株価は様々な要因によって変動するものなので、国際情勢などをきちんと理解しておくことは重要ですし、国内の情勢についても把握しておかなければなりません。

そのため、新聞を読む際には、一面全体を読み、経済情勢全体を把握した上で、各企業の動向を把握することが大切です。各企業の動向は、総合欄に記載されています。日本経済新聞は個別の企業の中でも重要なトピックについては必ず掲載されているので要チェックです。

さらに、株価欄は全上場企業の情報を網羅しているので、相場感を簡単に把握することができて便利です。

iPhoneの株価アプリを活用しよう!

株価は常に変動しているので、投資のチャンスを逃さないために常に株価を把握しておきたいものです。そんなときは、iPhoneの株価アプリを活用しましょう。

株価アプリでは、各企業の主要な株価指数、株式ポートフォリオの追跡、株価の変動の時系列での確認、企業に関するニュース記事などを簡単に確認することができます。

株価アプリはアプリをインストールするだけで使用することができますが、自分の投資スタイルに合わせて欲しい情報をカスタマイズして表示することができるなど、様々な機能があります。

たとえば、iPhone6 Plus・iPhone6s Plus・iPhone7 Plusといった機種の場合、スマホアプリであれば横向き表示にも対応しており、フルスクリーン表示の設定を行うことで1年間だけではなく、5年・10年単位での価格変動が確認することもできます。

その他にも、チャートを1本指でタッチすることで特定の日時の株価を確認することができたり、チャートを2本指でタッチすることで指でタッチした2箇所の期間を対象とした株価を確認できるなど、様々な機能が充実しています。投資をするのであればぜひインストールしておきたいツールです。

なお、株価アプリは一度削除してもApp Storeなどで再入手することも可能なので、いつでもどこでも株価をチェックすることができるので、気軽に株価をチェックしたいという方には非常に便利なツールです。

まとめ

株式投資をして儲けるためには、株を売買するタイミングをきちんと理解しておく必要があります。株を売買するタイミングをきちんと理解しておかないと思わぬ損失を被る可能性もあるので注意しなければなりません。

株の売買のタイミングを知るためには、チャートなどを積極的に活用しましょう。チャートを分析することで、株の売買のタイミングを知ることができます。新聞欄に載っている株価欄なども積極的に活用していきましょう。

最近では、スマートフォンのアプリなどを活用して株価を簡単にチェックできるようになりました。きちんと株価の見方を理解した上で株式投資をすることが大切です。