投資の運用ってどうすれば?FPが教えるおすすめの運用方法と注意すべきポイント

将来に向けてお金を増やしていく方法として、一般的によく推奨されるのが資産運用。

ですが、それとは別に「投資運用」という方法もあるのはご存知でしょうか?特に多少のリスクを取ってでも大きなリターンを手にしたいと考える方にとっては、こちらの投資運用の方が適しているのです。

しかし、それだけにあまり知識のない状態で始めてしまうと大きく失敗してしまう可能性も。そこで、今回はそんな「投資運用」について詳しく解説してまいります。

知識面の解説だけでなく、メンタル面や注意ポイントといった実践的な部分にも触れていくので、この記事を読んで是非とも投資運用を成功させられるようになりましょう!

この記事を書いた人
株式会社ジャパンインベストメントスクール 株式投資コンサルタント ファイナンシャルプランナー
児玉一希
プロフィール・所持資格 日本最大級の投資スクール・メールマガジン「ジャパンインベストメントスクール」に所属。毎朝10万人以上に向けて、相場情報を届ける。

投資運用の気になる疑問

「投資運用」とは資産運用とどう違うのか、どうやって利益を出すのかなど、疑問に感じることがいくつかあるのではないでしょうか?

まずは、そうした気になる疑問についてお答えいたします。

資産運用との違いは?

一般的によく耳にする「資産運用」と、「投資運用」はどう違うのでしょうか?それぞれの意味について解説いたします。

まず「資産運用」ですが、これは今持っている資産を目的に向かって増やしていく運用方法のことで、資産を減らさないように最低限のリスクで行うのが通常です。

それに対し「投資運用」とは、株式やFX、不動産のように大きめのリターンを期待できる投資商品を選択して、多少のリスクを取ってでも積極的に利益を得ることを目的としているのですね。

つまりは時間をかけて少しずつお金を増やしていくのが「資産運用」、チャンスに乗じて大きな利益を狙っていくのが「投資運用」と捉えると良いでしょう。

どうすれば利益が出やすいのか

では、投資運用においてはどのようにすれば利益が出やすいのでしょうか?

あらゆる投資商品を扱う上で共通することとしては、やはりそれぞれの商品の特性を知っておくことが重要となります。投資用語などの基本的なことを理解した上で、各商品の特徴をつかんでおくようにしましょう。

もちろん、投資では運の要素もかなり大きく影響しますが、決してそれだけで結果が決まるわけではありません。たとえ失敗してしまったとしても運だけのせいにせず、経験として反省することで次の投資へとつなげるようにすると成功しやすくなりますよ。

主な運用方法

主な投資運用の方法にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは代表的なものについて挙げてみました。

リスクの少ない国債

日本やアメリカをはじめ、国が発行する債券に投資するのが「国債」。国が破綻することが無い限り国債の価値は保証されているため、非常にリスクが少ないのが特徴です。

また、会社が発行する「社債」という債券もあるので、「国債」と合わせて詳しく見ていきましょう。

個人向け国債

まずは国が発行する「個人向け国債」から。

先ほども述べた通り、国債では国が破綻しない限り価値が保証されているため、基本的に元本割れのリスクがありません。そのため、堅実に資産運用をしたい方にとってはうってつけと言えるでしょう。

「3年国債」「5年国債」「10年国債」などと満期までの期間が異なる種類がいくつかあり、基本的には長期のものになるほど得られるリターンも大きくなる傾向にあります。

個人向け社債

次に、会社が発行する「個人向け社債」について。こちらは会社が価値を保証することになるため、国債に比べると倒産のようなリスクはあります。しかし、その分国債よりも利益は大きめとなる傾向に。

社債は証券会社を通して購入することが一般的で、株と異なり必ず購入額に利息を付けて返還されるのが特徴。一般的な「普通社債」のほか、株式に変えられる「転換社債」や「ワラント債」のような種類を選ぶこともできます。

節税効果もある不動産投資

土地やビル、マンションなどの不動産を対象として投資を行う「不動産投資」。

不動産投資としては、購入した不動産を人に貸すことで継続的に家賃収入を得る方法が主となります。ですがそれだけでなく株やFXのように投機目的で買い、値上がり益で儲けることも可能。

また不動産投資をすれば、確定申告における所得税や住民税のほか、相続税や贈与税においても節税ができることがメリット。

ただし他の投資に比べ多くの元手が必要となることや、災害により価値が下がるリスクがあるといった面もありますが、それを踏まえた上でも魅力の多い投資と言えるのではないでしょうか。

ネット上で取引する暗号資産

暗号資産とはいわゆる「仮想通貨」のこと。例を挙げれば、おそらく名前を耳にしたことがあるであろう”ビットコイン”、”リップル”、”ネム”などが仮想通貨に当たります。

世界中の人々が取引データを管理する、「ブロックチェーン」と呼ばれる画期的な仕組みを利用していることが仮想通貨の最大の特徴。これにより従来のように国や銀行による管理が必要なく、将来的には現状の通貨に代わり、より信用のおける資産として広がるのではないかとの見方もされています。

投資としてはネット上で取引することになり、とにかく値動きが激しいのが特徴です。一日で数十%以上値動きすることもあり、得られる利益が大きい分損失も膨大となる、ハイリスク・ハイリターンのトレードとなる傾向にあります。

変動が多い株式投資

上場企業が発行する株式を購入するのが「株式投資」です。他の投資に比べ価値の変動が多く、日々動く企業の株価をチェックしながら売買することとなります。

数年に渡って保有する長期売買から「デイトレード」のような短期売買など、さまざまな運用スタイルが可能となっており、自分のライフスタイルに合わせた方法で行えるのがポイント。

ほかにも配当や株主優待など、株式を持っているだけでお金や商品をもらえるお得な制度もあり、最低限のリスクで利益を得ることも可能です。

選んで運用する投資信託

自分でトレードをするのではなく、プロのファンドマネージャーに任せてしまうのが「投資信託」。仕組みとしては多くの投資家から集めた資金を運用会社が集め、それを元に専門家による運用がなされることとなります。

どのような商品に投資するかは自分で選ぶことができ、その種類も日本株や海外株のほか、外国債券、不動産投資などと豊富。

基本的には投資額に応じて一定期間ごとに「分配金」を受け取ることが出来るのですが、プロとはいえ時には運用に失敗することも。そうした場合には元本割れすることもあるので、必ずしもお金を増やせるという訳ではないことに注意しておきましょう。

大きな投資も可能なFX

円やドル、ユーロ、ポンドなど通貨をトレードする資産運用が「FX」。世界中の通貨を取り扱うことができ、さらには24時間いつでも相場に参加することが可能です。

FXでは「レバレッジ」として預けたお金を基に、その数十倍の資金を動かしてトレードできるのが特徴であり、少ない元手でも大きな投資が可能。

ただしその分リスクも高く、しっかりとリスク管理をしないと莫大な損失により借金を背負ってしまうことにもなりかねませんので気を付けてください。

投資で重要なメンタル

投資では、技術や知識だけでなく精神的な面も絡んでくるもの。ここでは、そのように投資で重要な「メンタル」についても述べていきます。

自分の決断が結果につながる

投資を始めると、いかなる場合でも最終的には「自分の決断」が結果を左右することを知ることになります。

リスクを取ってでも先を待つのか、リスクを避けるのか。そうした判断は全て自分が決めることであり、それによって投資が成功するか失敗するかも決まるもの。

時には予想外の事態で大きく気持ちが揺さぶられることもあるものですが、そうした場合にも強い意志を持って望めるようにしたいですね。

運も自分も信じる

投資には運もつきものなので、いくら自分が最善を尽くしたとしても、思い通りの結果とならないことはあります。

ですが、だからといってもちろん全てが運任せというわけではなく、先ほども述べた通り自分の努力と決断により成功へと繋げられるケースも多くあるものです。

なので運・自分自身の判断の両方に自信を持ち、それに従ってトレードを進めていけるようにしましょう。

投資運用の注意ポイント

リスクを把握しておく

投資においては、リターンよりも「リスク管理」をしっかりと行うことが重要です。

”成功した場合いくら儲けられるか”などのポジティブな面ばかりでなく、”失敗したらどのくらい損失が出るか”といったように、投資のリスクについてもしっかりと理解しておくようにしましょう。

そして、予想が外れた場合に「損切り」を確実に行える準備も大切。損切りに関しては自分なりのルールを決めるなどして、いつでも適切な判断ができるようにしておくとベストです。

手数料がかかるものもある

投資で注意しておきたいことの一つが「手数料」。売り買いなどあらゆるタイミングで手数料は発生するもので、気が付けばかなりの額を取られてしまっていることもありがち。

手数料に関しては、利用する証券会社によって大きく変わってきます。なので、証券会社を選ぶ際にはそれぞれ比較してみて、できるだけ手数料が安く設定されているところを選ぶのが好ましいですね。

1つの商品に集中投資しない

初心者がやりがちな失敗として、1つの商品だけに資産を集中して投資してしまうことがあります。ですが、このような集中投資では万が一予想が外れた場合に損失も集中してしまうため、一気に資産が無くなってしまうことにもなりかねません。そうした破産のリスクを少なくするためにも、基本的には複数商品に「分散投資」を心がけるようにしてくださいね。

投資に期待しすぎない

ここまでさまざまな投資運用について解説してきましたが、投資に期待しすぎるのは禁物です。たとえ成功したとしても、投資で稼げるのはあくまで年利数%~数十%というのが一般的。

例えば500万円投資しているとすれば、成功したとして年に稼げるのは数十万円といったところでしょう。そのため、巷でよく聞くような「投資で億万長者になる」というのはあまり現実的ではありません。

なので投資だけで儲けようとはせず、やはり堅実に仕事を続けることで収入を得ることが重要となるのですね。

まとめ

今回は投資運用について詳しく解説してまいりました。

低リスクの資産運用とは違い、積極的にリスクも取りつつ利益を狙っていく投資運用では、しっかりと投資商品の知識を持つなど努力していくことが大切です。

さまざまな投資商品がありますが、どの商品を扱うにしてもメンタル面をしっかりと整えることや注意すべきポイントを押さえておくの肝心。

積み重ねた経験と運を味方につけて、投資運用を成功させられるようにしましょう!