金の買い方・購入方法を完全ガイド!気になる手数料と注意点を解説!

「相変わらず仕事は忙しいけれど給料が上がらない」

「保有資産のリスク分散の方法が知りたい!」

あなたはこのような悩みを持ち続けてはいませんか?

仕事の量や忙しさが給料に反映しない場合がほとんどです。

そのため、今のうちから資産運用の始め方や、将来のリスク分散の方法をしっかりと理解する必要があります。

今回は、あなたにあった方法で購入できるように、金の購入方法やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。

この記事を読んで、保有資産のリスク分散の大切さを少しでも感じ取っていただけると嬉しいです。

この記事を書いた人
ファイナンシャルプランナー
児玉一希
プロフィール・所持資格 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が定めている、ファイナンシャルプランナー技能士の資格を有し、当サイトの監修活動を始め、相場情報のまとめやコラムを寄稿する活動なども行なっている。

金の現物が欲しいなら地金かコインで購入

昔、金の美しさと希少性から、世界各地で「通貨」として使用されたことがありました。

日本でも江戸時代は金貨として使用され、明治から昭和初期にかけては金と紙幣を交換することができたそうです。

今でも「世界共通の通貨」として金は重宝されています。

金自体に価値があるため、国が破たんした時など「紙切れ」になるリスクがある紙幣とは違い、安心して所持することができますが、金の現物が欲しい場合は、地金、もしくはコインで購入する必要があります。

それでは、現物の金を購入することができる場所と購入方法を一つ一つみていきましょう!

身近にある金の現物販売店

もうご存知の方もいらっしゃいますよね?

百貨店や宝飾店、銀行、金地金商などで金(ゴールド)の現物を購入することが可能です。

あなたの身近なところで購入することはできますが、取り扱っていないところもありますので、事前に確認することをおすすめいたします。

金地金商で購入する手順

店頭で購入する場合:

  1. 「ご購入申込書」を受け取り、必要事項を記入
  2. 購入代金を支払う・御計算書を受け取る
  3. 地金・コインを受け取る

電話で購入する場合:

  1. 当日の金・プラチナの「小売価格」を確認
  2. 地金の種類、サイズ(重量)別の本数、またはコインの種類、サイズ、枚数を決める
  3. 電話で注文

コインは地金より割高

コインはデザイン性や携帯性に優れますが、鋳造コストなどが上乗せされるため、地金より割高になる傾向があります。

「投資金額に合わせて選択することがお得」だと言えます。

地金は金貨に比べて手数料をやすく抑えることが可能です。

しかし、大きな重量サイズを選ぶと、投資金額が高くなります。

また、保管手段も考えなければなりません。

その一方、金貨(コイン)を購入する場合、地金よりは手数料が高くなりますが、大きな重量サイズを選んでも地金に比べてサイズが小さいため、小さな金庫でも保管することができる、地金にはない特性があります。

上記2つの特性をしっかりと理解し、あなたの投資金額に合った資産形態を選びましょう。

高額購入の場合は本人確認がある

また、200万円を超える金の購入では本人確認が必要となりますので、覚えておくとよいでしょう。

200万円を超える金を購入する際は、以下の規定に準じて本人確認が必要になります。

  • 所得税法
  • 犯罪による収益の移転防止に関する法律
  • 古物営業法
  • 消費税法

高額購入をする際は、あなたが利用している証券会社など、実際に購入する前に確認することをおすすめします。

金はまとめ買いだと手数料がお得

購入量によって、地金1個当たりに別途手数料がかかるため、少量の金を購入する場合は手数料が高くつく場合があります。

ただし、金を500g以上購入する場合は手数料はなくなることが多いとされています。

500g未満の地金の売買には、地金代金とは別に手数料がかかる場合があります。

金のまとめ買いについても、取引先としっかり確認してから購入手続きに進みましょう!

コツコツ購入したいなら純金積立

次に、コツコツ購入したい方向けの投資方法をご紹介します。

下記を参考にしながら金の投資を検討してみましょう!

純金積立なら少額スタートができる

金の地金を購入する場合、たとえ1gでも最低数千円で、購入時には手数料もかかります。

その一方、純金積立であれば、1,000円程度から始めることができます。

純金積立を利用することで、投資家は手軽に金投資を始めることが可能となります。

純金積立を申し込める場所

純金積立は、金地金商や証券会社で申し込みが可能です。

積み立ての設定を一度したら、手間や時間をかけることなく投資することができます。

純金積立の申し込み先の選び方

投資をする上で手数料は重要なポイントのひとつではあります。

しかし、手数料の低さ以外にも、純金積立の会社を選ぶポイントがあります。

純金積立の申し込み先の選ぶ際は下記の情報を参考にするとよいでしょう。

  1. 年間のコスト
  2. 最低投資資金
  3. スプレッドの小ささ
  4. 現物で受け取れるかどうか
  5. 使いやすさ
  6. 保管方法

おすすめの純金積立先

おすすめの純金積立先を3つ紹介します!

選定基準は少額投資での手数料の安さ、最低積み立て額での年間コスト、スプレッド、引き出し方法の特徴を分かりやすくまとめました。

今後の参考にしてください。

楽天証券

  • 手数料:買付→買付代金の1.5%+消費税 売付→0円
  • 年会費:無料
  • スプレッド:あり(銘柄毎に異なる)
  • 月々1000円から積み立て可能
  • 5000円を純金積立に投資した場合の手数料:1,620円+135円(月の購入手数料)×12ヶ月

SBI証券

  • 手数料:買付→売買代金x2.0%(2.2%税込) 売却→0円
  • 年会費:無料
  • スプレッド:あり(経済市況・貴金属地金の需給バランスに応じる)
  • 月々1000円から積み立て可能
  • 5000円を純金積立に投資した場合の手数料:1,296円+108円(月の購入手数料)×12ヶ月

マネックス証券

  • 手数料:購入手数料→2.75% 売却→0円
  • 年会費:無料
  • スプレッド:111円(2020年1月時点)
  • 月々1000円から積み立て可能
  • 5000円を純金積立に投資した場合の手数料:1620円+135円(月の購入手数料)×12ヶ月

ファンドを利用して間接的に金を購入

それでは、実際にファンドを利用して金を購入する方法を順に解説します。

証券会社を窓口にして購入

金は、投資信託かETFを利用して購入することが可能です。

金ETF(上場投資信託)とは、運用の成果が金価格の動きに連動するように設定された投資信託金を意味し、証券会社などが窓口となり取り扱われています。

金そのものを購入する方法ではありませんのでご注意くださいね!

ETFは取引所に上場しているため、株式のように売買することができ、積立と同様に少額から始められます。

運用はプロ任せだが手数料はかかる

先にもお伝えしたように、金ETF(上場投資信託)や金鉱関連株に投資するものなど、いろいろな種類のファンドがあります。

そのため、運用は専門家(ファンドマネジャー)に任せましょう。

ただし、金購入時の手数料だけでなく、信託報酬もかかります。

金の現物だけでなく、金に関連する他の投資にも挑戦したい方や資産をコツコツ増やしていきたい人向けの投資方法と言えます。

為替レートで運用の損得が決まる

金の価格は、海外市場におけるドル建て取引により値動きすることが多いと言われています。

海外で金の価格が下がったり、為替レートが円高になった場合、基準価額が下落する要因になる場合があります。

その一方では、金の価格が海外で上がり、為替が円安になると上昇要因になります。

金に投資する投信には、「為替ヘッジ」という技術を使い、為替変動のリスクをほぼ取り除いたものも販売されています。

「為替ヘッジあり」の投資信託も中にはあります。

為替ヘッジありの場合、値動きから円高や円安などの為替の影響をほぼ受けずにすむため、金の価格に連動した運用を目指すことが可能になります。

金の購入で知っておきたいこと

安心して金を購入するためにも、金の購入で知っておくべきポイントを4つにまとめました。

ぜひ今後の参考にしてください!

金地金はクレジットカード購入できない

まず、金地金(きんじがね)は換金率が高いという理由から、クレジットカードを不正使用し、換金率の高い金を購入→転売→現金化するのを防ぐため、金地金の購入は現金のみとなっています。

小切手も使用不可です。

金の売買と消費税の扱い

金は購入した時に消費税を支払いますが、金を売却する時は買取業者から消費税を受け取ります。

個人での取引の場合は、納税義務はありません。

純金積立の場合は売却で利益が出たら税金がかかる

純金積立を行った場合、利益が出たら譲渡所得、雑所得、事業所得のいずれかが発生します。

純金積立の場合、保有期間が5年以上だと課税対象になる「譲渡所得」の価格を半分にすることが可能です。

純金積立で損失が発生した場合は税金はかかりません。

長期で保有してもインカムゲインはない

最後に、もうすでにご存知の通り、投資でお金を得る方法は、大きく分けると2つあります。

①キャピタルゲイン
②インカムゲイン

キャピタルゲインとは、購入した投資対象を売却する際に得る売却益を意味します。

例えば、1グラム=2,000円のときに金100グラムを200,000円で購入し、1グラム=4,000円となったときに400,000円で売却したならば、200,000円の売却益が出ます。

これがキャピタルゲインです。

インカムゲインとは、購入した投資対象から定期的に得られる収入を指します。

例えば、不動産投資であれば家賃収入がありますね。

債券を購入していれば、利息が入ります。

株券であれば配当があるように、投資信託にも分配金があります。

しかし、現物である金にはインカムゲインはありません。

持っているだけでは何も生まないことは、金の購入の大きな特徴とも言えます。

自分に合った方法で金を購入しよう

いかがでしたでしょうか?

金は「お金持ちだけが購入できる」という印象がありますが、一般の人でも気軽に購入することができます。

金は実物資産として価値があること、また、株式や債券の値動きと連動しない特徴があるため、リスク分散効果も期待することができます。

金の購入方法には、純金積立、金ETF・投資信託、金地金(現物)など様々な方法がありますので、自分に合った購入方法を選びましょう!